削り出しではなく、ジュラルミンによる鍛造製法により、使用や脱着に伴うスプライン部の摩耗の対策等細部に拘ったチェンジボス。
変更のメインはレバー軸からロッドエンド軸迄の寸法変更です。
日本国内で一般的なZ系バックステップのこの部分の距離は27mmから32mmで、弊社の従来のバックステップでは32mmのものを使用していますが、これを26mmと36mmのコンバーチブルとしました。
通常仕様では36mmとなり、これによってシフトアップダウン操作がより小さな力でスムーズに行える様になります。
特にストリートでは、信号待ち中にローギアからニュートラルに合わせる頻度が多いのですが、その際には特に有効かと思います。
又、ツーリング等で長距離を走った際の足先の負担も大きく減るでしょう。
ロッドエンド位置はコンバーチブル仕様となっていますので、サーキット等で走行中のシフト操作が主でシフトストロークの短さを重視したい場合には26mmのレバー軸に近い方に組み替えて使う事が出来ます。
※既にバックポジションキットをお持ちの方向けに交換用としての販売も行います。
■ シフト軸側のみM6逆ねじロッドエンド付きの標準タイプ。¥4,400(税別)
この数年で販売されたセットに対応となります。
■フルAssyタイプ 。¥5,500(税別)
初期のバックポジションキットの場合、チェンジペダル側のロッドエンド仕様の関係でロッド長さが合いませんのでこちらのタイプが必要です。又、この数年のキットの場合でもロッドエンドは消耗品ですので、全体的に交換する事でシフト周りのメンテナンスになります。
■汎用単品 ¥3,800(税別)
軸距離とレバー比を変更する事で、バックステップの操作をストリート向けに軽くする効果を各社のバックステップでも有効にする為の汎用品として。
サーキットやスポーツ走行では良くとも、信号待ち等での停車中のシフトアップに力が必要であったり、ブーツ等によってはストリート走行で1日走ると足の甲が痛くなったりする様な場合は特に有効です。
汎用の6mmロッドエンドを組み合わせてご使用ください。
※両面をフラットに加工していますので、裏返して使用する事でロッドエンド位置のオフセット変更もある程度可能です。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=18558